一般社団法人山口県中小企業経営者協会(中経協)は、山口県の中小企業の振興を通じ地域経済の活性化・発展に貢献します。

令和6年「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」の実施について

令和6年5月1日から9月30日まで(令和6年4月を準備期間とし、令和6年7月を重点取組期間とする)、「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」が実施されます。

昨年1年間の全国における職場における熱中症の発生状況(1月11日現在の速報値)は、休業4日以上の死傷者数は1,045人、うち死亡者数は28人となっています。

山口県では、令和2年から令和4年までの間、死亡者は発生していませんでしたが、令和5年においては、3人の死亡者が建設業、警備業及び農業において発生し、大変憂慮すべき状況となっています。
全国の死亡災害のうち、多くの事例では、暑さ指数(WBGT)を把握せず、熱中症予防のための労働衛生教育の実施を確認できなかったほか、糖尿病、高血圧症など熱中症の発症に影響を及ぼすおそれのある疾病や所見を有している事例も見られ、その多くは医師等の意見を踏まえた配慮がなされていませんでした。
また、「休ませて様子を見ていたところ容態が急変した」、「倒れているところを発見された」など、熱中症発症時・緊急時の措置が適切になされていなかった事例も見られています。

このため、厚生労働省では、令和6年「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」実施要綱を定め、熱中症リスクがあるすべての事業場を対象として、職場における熱中症予防対策の徹底を図ることとしたところです。
本キャンペーンにおいては、特に
①暑さ指数(WBGT)の把握とその値に応じた熱中症予防対策を適切に実施すること
②作業を管理する者及び労働者に対してあらかじめ労働衛生教育を行うこと
③糖尿病、高血圧症など熱中症の発症に影響を及ぼすおそれのある疾病を有する者に対して医師等の意見を踏まえた配慮を行うこと
に重点を置いた効果的な取り組みの実施について、特段の御配慮をいただきますようお願いいたします。

↓↓こちらをご覧ください(実施要綱など、詳しく掲載されています)↓↓
>> 山口労働局 STOP!熱中症~令和6年クールワークキャンペーンを実施します!~

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